これからご紹介するウェッジは、
飛びぬけた性能が実証された一級品のウェッジですが、
その反面、まだスコアが110台~120台以上の方には
その性能を十分に発揮できない恐れがあります。
また、ショットにおいてはボールにもその性能を引き出すための条件が存在します。
市販で多い2ピースボールでは、ウェッジ・アイアンの性能や打感に影響するボールの層と、
ドライバーやウッドに関係するコアの層が同一素材で作られているため、
どうしてもウェッジの性能をボールが引き出せません。
特に2ピースボールの市販品で人気があるのは
圧倒的に飛距離重視のディスタンスモデルなので、
ウェッジの性能を発揮するには、
その性能を引き出せる層をもつ
3層以上のボールが必須条件となります。
もし、あなたが上記の条件に当てはまり、そしてアプローチを
イメージ通りの精度が高いものにしたいと思っているなら・・・
この先のご案内をぜひお読みください。
アプローチでグリーンを捉えられることもあれば、ショートしたりオーバーしたり・・・
そんなイタチごっこに辟易していませんか?
ウェッジの射程圏内に入ったときに
どれだけ一打でグリーンに乗せられるか、ピンに寄せられるかは
100切りを安定させ、90切りを目指すうえで非常に大きい課題です。
より高い精度で寄せたい、それは全ゴルファーの願いですが・・・
一言にアプローチといっても、
転がすアプローチや高さで止めるロブショットのようなアプローチ、
回転でブレーキをかけるアプローチなど様々な選択肢があります。
しかしグリーン周りの状況によっては強風やガードバンカーの存在や傾斜、
グリーンの硬さなどにより、転がしたり高さを出すと非常にリスキーな場合も存在します。
そのためプロは選択肢として、狙ったところにビタっと
とどめるためのスピンのきいたショットを多用しているのですが、
アマチュアが真似るには、ハードルが高く感じますよね?
でも、然るべき道具を使ったら、それが一気に簡単になるとしたら、
あなたは信じられますか・・・?
プロのようにグリーンを捉えて、
ビタっとブレーキがきいてピンそばに寄せるアプローチ。
カッコ良いし、憧れますよね。
スピンを掛けることには単なるカッコ良さ以上に、
スコア上でも大きいメリットがあります。
スピンのきいていないショットほどランは大きくなりますから、
ピンからの距離が離れるほど距離の調整が難しくなりますし、
グリーン周りの傾斜や芝の長さ等の状況で受ける影響も大きくなります。
しかし、現実にはかなりの上級者でなければブレーキのかかるほど
高いバックスピンを掛けられるゴルファーが稀なのも事実。
ですが、バックスピンの効いたビタ寄せができさえすれば、
必然的にリカバリーもアプローチも格段に改善されるため
スコアの結果も安定し、非常に魅力的ではあるのですが、
実際のほとんどのゴルファーは、アプローチでこんな悩みを抱えています。
こういった課題を、どう解決すべきでしょうか?
スピンのきいたショットで、狙ったところに止める一流のアプローチ技術を手に入れるために、
スイングから意識して変えた場合、かえって問題が起きることもあります。
主なスピン量を上げる方法としては
ヘッドスピードアップは体がぶれやすくなりますし、払い打ちやフェースの開閉は
トップ・ダフリの可能性を高める上、方向性も悪化させてしまいます。
できれば余計なスイングの変化は加えず、しっかり安定して振れる幅の
スイングで強力なスピンがかけられればベストなのですが・・・
そんな何もせずにスピンが急激に上がるなんて、通常はありません。
スピンがかかりやすいモデルというものはかなりの数が存在しますが、
それでも数百回転くらいの差がほとんどで、劇的な変化は感じにくいものです。
しかし、、、とある英国のウェッジの試打調査で、そんな常識を覆すウェッジが、
1つだけ発見されたんです・・・
英国のメディア「Today’s Golf」において、
人気のウェッジを試打テストによって検証し、
性能を比較する企画が毎年の恒例となっています。
今年2024年も同じ企画が行われたのですが、、、
この試打では条件を統一するために全モデル52°の
ウェッジで試打をテストしたのですが、
候補として大手メーカーも多数テストに選出され、
その総数は20モデル以上。
キャロウェイ
テーラーメイド
タイトリスト
ミズノ
PING
など、大手メーカーの最新モデルを含ためウェッジで測定を行いました。
スピン重視のモデルでロフト角が同じなら、
素材やフェースミーリングに相当な差異がなければ、
数百回転程度の差しか出なかったでしょう。
実際、全モデルの平均スピン量が7668回転で
過半数の11モデルが7500~8000回転と、大体はその範囲に収束していました。
選ばれているウェッジにはスピン量の高い大手クラブも含まれていますから、
これだけの大差がつくなんて、本来あり得ないはずなんです。
しかし実際こんな結果が出た以上、英国内でもこのウェッジは大きな話題となりました。
そのウェッジの名前は・・・
そのウェッジの名前は、VEGA (ベガ)VWX。
ご存じの方もいるかもしれませんが、もともと日本の鍛造技術から生まれた
日本にそのルーツを持つブランドです。
そのため、鍛造技術は世界的に見てもトップクラスの品質を誇り、
VEGA VWXウェッジもスピン量でだけでなく、
その打感やショットのフィーリングにおいても非常に高い評価を受けています。
鋳造(ちゅうぞう)クラブと比較し鍛造はショット時の打感が柔らかく、
手に伝わるインパクトの距離感覚もより繊細に感じ取ることが可能。
ほかにもラウンドで性能を惜しみなく発揮するため、
細部にまで職人の手作りならではの秘密が隠されているのですが。。。
その説明の前に、まずは知らない方のために
VEGAのルーツについてご説明します。
このVEGAは、現在英国のメーカーとして
ヨーロッパを中心に広く愛されています。
しかし実は、そのルーツは昭和初期から続く
日本のアイアンヘッド製造の始まり歴史から
来ていました。
もともと神戸周辺の地域では日本刀などの
鍛造技術が盛んでしたが、
1901年に神戸に日本初のゴルフ場
「神戸ゴルフ倶楽部」が出来たことで、
この技術を用いたゴルフクラブ作りが始まり、
日本のアイアンヘッド製造の始まりの地と言われています。
そこで作られた日本製ブランドこそが
「VEGA(ベガ)」でした。
神戸自体が港町であることで海外からの人気も高く、
日本刀作りで培われていた鍛造技術のクラブは非常に高い性能と、
唯一無二の打感で好評を博していました。
しかし近代における産業の変化によって
ゴルフクラブの製造が職人の技術や勘による体制から、
近代化による機械化・大量生産化に移行したことで、
鍛造技術による品質の高さが売りだったVEGAアイアンは衰退を余儀なくされます。
しかしその鍛造技術・品質の高さを惜しみ、
英国のメーカーがその技術をブランドごと買収することで繋ぎ留めたため、
今でも英国で愛され、アイアンランキングで選出されるほどに
優れたアイアン製造の技術が、現代でもなお残っているのです。
そして今でもそのルーツを忘れず、
このウェッジは驚異的なスピンを容易にかけられるため、
大きなスイングのテコ入れなしでも簡単に理想通りの
ボールコントロールが可能になります。
ただそのためには、ボールに最低限は安定してコンタクトできる腕前が必要になります。
具体的にはスコアで120が切れていないと、
このウェッジの性能を十分に引き出せない可能性が高いです。
実際にゴルフライブでの試打テストでも、平均スコア120前後のゴルファーでは、
インパクト時のロフト角が不安定なため通常のウェッジ程度のスピンは掛かっていても、
打出し角度やキャリーが安定せずに、
狙った距離に対して他のウェッジと大差ない結果となりました。
しかし一方で、スコア80台~110前後のプレーヤーに関しては、
非常に安定した打出しと高いスピン量を発揮し、
特にピンから周り50~90y以内では各ゴルファーの愛用ウェッジと比較しても
非常に高い精度でのピンそばのグリーンオンを達成していました。
テスターの感想でも、
と、打感や距離感に関して高い評価をしている方が多く、普段のウェッジと比較してもイメージした距離感・ショットの軌道を実現しやすいことがうかがえます。
このウェッジを使えば、ビジネスゾーンでもフルショットでも、
あらゆるショットのスピンが増し、澄んだ打感が距離感を鋭敏にしてくれるでしょう。
しかし中でも、安定性とスピン量、飛距離などを鑑みた時、
一番注目すべきは「スリークォーター」のスイングへの変化です。
フルショットでももちろん良いのですが、
グリーンやピンに対して一定の距離と精度を求められる
場面において多用しやすいスリークォーターこそが、
このウェッジの性能を最高に活かせること間違いなしです。
今まで「なんとか寄ってくれれば」と打っていた球が、
「ここに止める」と狙うショットに代わる。
グリーンを確実に捉え、ピンまでも射程圏内に入れるアプローチ名人に変えてくれる、
そんな異端な性能を秘めたこのウェッジの秘密を公開します。