小原大二郎プロが解説
インバーディの魅力とは?
広げてみるとたった1.8mのごく普通のパターマット。
ですが、このパターマットでは最大15mまでの幅広い距離のパッティングを練習することが可能です。
(アプリ連動した場合は最大18mまで設定可能)
この練習の幅広さは普通のパターマットでは実現できない、アマチュアのパット数を大きく改善できる強みです。
さらにインバーディ専用の
無料アプリ「InBirdie Game(インバーディゲーム)」を
ダウンロードしたスマホ・タブレットと連動することで
その練習の内容も大幅にパワーアップ。
普通のパターマットのようにカップインした達成感が欲しい方も、アプリを連動していればカップイン時の爽快な音が流れ、満足度を上げてくれます。
アプリ上のデータは自身の練習記録にすることはもちろん、何mの距離から自分のパッティングのタッチの分布が
大きく乱れるかを可視化できるため、
練習すべき内容をデータとして確認が可能です。
練習もただ続けているとモチベーションも上がりにくい
ですが、結果が可視化され自分のパッティングに
上達を感じ、練習の積み重ねを実感できれば、
本番での自信にもつながります。
※記録されるのは、後述のゲームモード「パッティングゲーム」のみとなります
無料アプリ「インバーディゲーム」内では、
4つのゲームを搭載。そのうちの1つ「ホールアウト」ゲームでは、傾斜や高低差も含めたバリエーションに富んだグリーンの攻略が可能。
さらにほかのモードでも単調な練習ではなく
様々な距離でのパッティング練習が可能なため、同じ練習時間でも経験値が段違いです。
さらに、最大6人までのゲームモードもあるため、自宅で仲間内でのパター対決なんてことも可能になります。
ゲームモード①
パッティングゲーム(一人用)
パッティングゲームモードでは、自身で設定した距離ごとにパッティングをして、そのデータを自動で記録・蓄積していきます。
距離は1.2mから最大18mまでの範囲で細かく選択可能。
練習の打数はもちろん、距離分布によって自分のパッティングの精度を距離別・角度別に見ることもできるため、データして自分のパッティングスキルが浮き彫りになります。
ゲームモード②
3.6.9ゲーム(一人用)
3m、6m、9mそれぞれの目標距離へ一定回数パットし、その精度を記録するモードです。
手早く距離感を養うのに最適なモードで、それぞれの距離ごとに寄せられた確率も算出されるため、特に距離感で3パットを叩いてしまうことが多い方にオススメなモードです。
ゲームモード③
ホールアウトゲーム(最大6人用)
ホールアウトゲームは距離・傾斜・高低差がランダムで選ばれるグリーンで、何打でカップインできるかを競うゲームとなります。
他のモードとは違い高低差や傾斜なども結果に影響を与え、しかも距離もランダムのため最も本番を想定したモードとなっており、パッティングの総合的な能力が問われます。
最も本番グリーンのシミュレーションに近いモードですね。
ゲームモード④
ホールインゲーム(最大6人用)
ホールインゲームは目標距離に対して1打でどれだけ近くに寄せられたかを競うゲームです。
目標距離はランダム・任意選択を選択することができ、傾斜や高低差はありません。
1打で決まる分ホールアウトよりも早く終わりますし高低差や傾斜の駆け引きはありませんが、タッチの精密さが勝負の明暗を大きく左右します。
デジタルのグリーンだと距離感のイメージが合わないという方のために、グリーンの早さも3段階から選ぶことが可能です。
基本はNORMAL を選択すれば通常のゴルフ場と同等程度の8.5ftに設定してあります。
しかし、トーナメントコースや芝が短く手入れされているコースは10フィートを超えることも多いため、そういったコースへ行くことが多い場合はFastモードの 10.5ft を推奨します。
逆に遅いグリーンや、雨天や朝露で重いグリーンを想定する場合はSlowモードの 6.5ftでイメージを作り、あなたのグリーンイメージと合わせてください。
さらに、歩測でパッティングの距離を確認する方のために歩幅の設定が可能。
目標距離と共に設定した歩幅の数が表示されるため、何mなどが本番のラウンド中に分からなくても、歩数で正確な距離を測り、練習同様のperformanceを発揮することが可能になります。
あと通常のパターマットで問題となるのが音です。
カップに「カコン!」とボールが落ちる音は心地よ良いですが、仕事から帰ってきて軽く練習しようと思ったら、カップインの音で寝ていた家族を起こしてしまい、練習がしにくくなった、というのは良くある話です。
インバーディでは静音の跳ね返り構造になっているためカップインの音の心配がなく、アプリの音は消音モードにもできますし、スマホやタブレットをイヤホンなどに接続すれば自分だけにカップインやアプリの音を聞けるようにできます。
夜の隙間時間でも、迷惑をかけずに上達をするには必須の機能ですね。
あと通常のパターマットである問題が、ボールを拾いに行く効率の悪さ。
通常カップインしたら戻ってくるような構造のパターマットがほとんどですが、それでも元の場所に戻るのではなく、マットの横に転がって戻ってきて、下手をすると離れてしまいます。
そのため多くのゴルファーは何球か打って、ボールを回収して、また打って、といった工程を繰り返すのですが、ハッキリ言ってこれは練習の効率も非常に悪いです。
インバーディではボールが跳ね返る設計のため何回も拾いに行く煩わしさがなく、1球ボールがあれば問題なく継続して練習することが出来ます。
今まではアプリと連動させたインバーディの使い方を紹介しましたが、ササッと練習したいときには、アプリ無しでのインバーディ単体での使用も可能です。
1.2m、2m、3m、5m、10m、15mから目標距離を選択し、その目標に対して打てば、打った距離と成功確率がディスプレイに表示されます。
グリーンなどが見えない分アプリよりも味気ない形ではありますが、短い時間でササッと練習したいときにはオススメです。